旅の小話・本場のオペラ その2

オペラは途中Pause(パウゼ 休憩)をはさむものの、3時間近くかかるものが多いので、立見席にはかなりの体力が必要であると言えますが、オペラ座体験はよい経験になると思いますので、ぜひ一度観に行ってみていただきないなと思います。

ちなみに、オペラやコンサートの合間にはPauseという休憩があります。Pauseの間はぜひ、ロビー(国立オペラ座には3箇所あります)でワインやシャンパン、ジュースやオープンサンド(小さなハンバーガーみたいなものもあります)を片手に社交界の雰囲気を楽しんでいただきたいなと思います。ちなみにノンアルコールドリンクとオープンサンドひとつでだいたい7~8ユーロくらいになると思います。

「国立オペラ座」よりも旧市街から場所は遠くなりますが、オペラよりも娯楽的な部分のあるオペレッタを「フォルクスオーパー」で観ることができます。「フォルクスオーパー」の方が会場の大きさが小さい分、一番奥の立見席(フォルクスオーパーは1.5~2ユーロで観ることができます)でも十分舞台を間近に感じることができますし、出演者の表情も合わせて楽しむことができます。当日券のチケットも「国立オペラ座」に比べて取りやすいと思います。チケットは当日券も立見席も「フォルクスオーパー」の入り口を入って右側のチケット売り場で買うことができますので、時間的余裕がある人で、「フォルクスオーパー」まで足を伸ばすことが億劫ではない人にはおすすめしたいと思います。

ウィーンでコンサートを楽しみたい場合、ウィーン・フィルの本拠地であり、ニューイヤーコンサートで有名な「楽友協会ホール(Musikverein)」や「コンツェルトハウス(Konzerthaus)」に聞きに行くこともできます。ただし、「楽友協会」のウィーン・フィルの定期演奏会のチケットを入手することはかなり困難であると思います。他の演奏会の場合でもどうしても演奏会に行きたい場合はあらかじめチケットを予約してから行かれることをおすすめ致します。

例えば、ウィーンに行かれてからちょっとコンサートに行ってみたいな、と思われた場合、観光客用のコンサートに行ってみるのもいいと思います。去年の夏にウィーンに行ったときにはじめて、この観光客用のコンサートに行ってみたのですが、有名な曲ばかりを演奏してくださったので、とても楽しむことができました。チケットはオペラ座からケルントナー・シュトラーセ、シュテファンスドーム近辺でモーツァルト風の格好をしたお兄さんやお姉さんが道端で売っています。日本語であいさつされたり、日本語の歌を歌ってきたりすることもあります。本当に大丈夫なの?とかなり不安になるかとは思いますが、モーツァルトの格好をしている人たちはきちんと許可を取っている方たちだそうなので、基本的には問題ないと思います。

私はホーフブルクの広間で演じられるウィーン・ホーフブルク・オーケストラ(Wiener Hofburg Orchester5月~10月の火・木・土)の演奏を聴きに行きました。チケットはもちろん道端でチケットを売っているお兄さんから購入しました。座席はA~Cまでの3ランクあり、47ユーロから35ユーロになっていて、歌やバレエも見ることができますので、十分楽しむことができると思います。観光客のほかにも、地元ウィーン人のおばさま方もたくさんいらっしゃっていました。私の隣に座っていらしたウィーン人らしきおばさま方は演奏が始まる前からとても楽しそうにおしゃべりをされていて、楽しそうに笑っていらっしゃったので、ウィーンの人にとって音楽がいかに身近であるのかを感じることができて、なんだかとっても幸せな気分になることができました。座席のランクは指定ですが、席順は先着順ですので、もし行かれる場合は早めに会場に行かれることをおすすめ致します。

他にも観光客用のコンサートはいくつか開催されています。インフォメーションや道端のお兄さんたちも数種類のチケットを売っていますので、いろいろ聞いてみるとよいと思います。ドイツ語だけではなく、英語や中には簡単な日本語を話す人もいますので、気になったら、お話だけでも聞いてみるとよいと思います。
それから、オペラ座のチケット売り場近辺にはダフ屋のおじさまもときどきいらっしゃいます。25ユーロくらいの席(意外とみやすい良い席を持ってたりします)を倍額以上で売っているのですが、お値段さえ満足できれば、こういったおじさまから買ってみるのもありなのかな?と思いますので、ぜひ参考になさっていただきたいと思います。