オーストリアという国:交通機関

オーストリアの鉄道のほとんどは、オーストリア連邦鉄道(Österreichische Bundesbahnnen エスタライヒッシェ・ブンデスバーンネン)、通称ÖBBという国鉄によって運営されています。ドイツ同様、国際特急列車としてはEC(エーツェー=Eurocityオイロシティ)、特急列車としてIC(イーツェー=Intercityインターシティ)が走り、普通列車のレギオナルツーク(Regionalzug 2等車のみ)等も路線を走っています。

オーストリアの長距離列車

日本では考えられないことですが、オーストリアの長距離列車(ただし、101キロメートル以上移動の場合のみ)は、途中下車することが可能(ただし、乗車券の有効期間は101キロメートル以上なら一ヶ月間、以下なら当日限り)ですので、有効に使っていただきたいと思います。

もちろん他のヨーロッパの国同様に、ユーレイルパス(通用国すべてで使用可)や、ユーレイルセレクトパス(数カ国周遊用・周遊国数により価格が変わりますが、数を限定するため、ユーレイルパスよりお得です)、オーストリアレイルパス(国内専用)もあります。

街中での交通手段

街中での交通手段としては、市電(Straßenbahnシュトラーセンバーン)や、地下鉄(U-Bahnウー・バーン)、バス(Busブス)があります。乗車券は基本的にこれらすべてに有効ですし、ウィーンではこれらにプラス近郊電車(S-bahnエス・バーン Stadt bahn)も使うことができます。1回乗車券(Einzelfahrscheinアインツェルファーシャイン)は、1.5ユーロで、目的地に向かう1方向なら、1時間以内の乗り降りが自由です。それぞれの交通機関の車内でも1回乗車券を買うことができますが、車内で買うと2ユーロになりますので、乗る前に買ったほうがお得だと思います。

観光客用の時間制限付き乗り放題チケットも何種類かあります。ウィーンなら、ウィーン24時間フリーパス(5ユーロ・Netzkarte 24-Stunden-Wienネッツカルテ フィアウントツヴァンツィッヒ-シュトゥンデン-ウィーン、72時間=12ユーロもあります)や72時間の乗り放題と美術館等の割引等の特典付きのウィーンカード(Wien Karteヴィーン・カルテ 16.90ユーロ)があります。ウィーンカードと同じような機能を持つカードはザルツブルクやインスブルックでも販売されています。

おすすめチケット

ウィーン市内交通のおすすめチケットは1週間定期券です。ヴォッヘンカルテ(Wochenkarte)と呼ばれるこのチケットは月曜日から翌週の月曜日の朝9時まで市内の交通機関が乗り放題になるチケットです。1週間単位で、ウィーン滞在予定の方や、4日以上ウィーンに滞在される予定の方で、市内を移動しながら観光をされる予定の方にはとてもよいと思います。

券売機でも窓口でも買うことができます。ただし、週末に買うと次の月曜から有効のチケットになってしまいますし、有効期限が書かれていても乗る前に日付と時刻をパンチしないといけませんので注意してください。(この機械は改札の入り口や車内にある青い箱型のものです)

また、ウィーン市内の交通路線地図(Verkehrslinienplanフェアケールスリニエンプラン 2006年9月の時点では2ユーロでした)も、窓口で買うことができますので、これも活用していただきたいなあと思います。