オーストリアの宿:ウィーン編その2

旧市街を囲む環状道路であるリンクシュトラーセには、「インペリアル(Imperial)」や、「ル・メリディアン(Le Meriien Vienna)」、「ドゥ・フランス(De France)」等があります。リンクシュトラーセ沿いのホテルはどこもいいホテルが多いのですが、どうしてもそこに泊まりたいというわけではなければ、せっかくウィーンに来たのですし、それくらいの予算があるのなら、これらのホテルよりも旧市街の中のホテルに泊まることをおすすめ致します。

国立オペラ座の近くには「ブリストル(Bristol)」や「ザッハー(Sacher Wien)」といったウィーンを代表するホテルがあります。これらのホテルはウィーンのメイン・ストリートであるケルントナー・シュトラーセ沿いに立っていますので、観光やオペラ観劇にはぴったりの場所にあると言えますが、ウィーンの中でも1、2を争うくらいに格式も料金も高いホテルですし、みなさんご存知のホテルだと思いますので、ここでは他のホテルをご紹介することにしたいと思います。

ウィーン旧市街でのおすすめのホテルはやはりケルントナー・シュトラーセ沿いのホテルになります。もちろん少し奥にある、「アマデウス(Amadeus)」や「ポスト(Post)」も定宿にするには落ち着いていてよいとは思いますが、観光メインでウィーンに行くのであれば、安全でホテルから一歩でれば楽しむことのできるケルントナー・シュトラーセ沿いのホテルがいいと思います。(「ポスト」には、シャワー・トイレ共用フロアがありますので、お探しの方はぜひホテルに直接問い合わせてみていただきたいと思います。また、少し込み入ったところにあるものの、斜め向かいに目印となる中央郵便局がありますので、場所も見つけやすいと思います。)

ケルントナー・シュトラーセ沿いのおすすめホテルは「アストリア(Astoria)」、「オイローパ(Europa Wien)」、少し道をそれますが、「カイザリン・エリザベート(Kaiserin Elisabeth)」になります。「アストリア」以外はエアコン付きのお部屋がありますので、夏の暑い時期に行かれる方はエアコン付きのお部屋をリクエストされることをおすすめ致します。また、せっかくウィーンに来たのだから、ヨーロピアンホテルに泊まりたい!ということであれば、「アストリア」か「カイザリン・エリザベート」に泊まられることをおすすめ致します。

私が2006年にウィーンに行った際には、「アストリア」を利用しました。西駅までリムジンバスで行ったあとに、地下鉄U3に乗って、シュテファンスプラッツ(Stephansplatz)で降りて、そこからスーツケースを石畳の上をがらがらひきずってホテルまで行きました。駅からホテルまではそれほど遠くはありませんが、スーツケースを引きずっていくと意外と長く感じました。観光に行くときもここの駅を利用しましたが、荷物さえなければそれほど問題のある距離でもないと思います。

お部屋は連泊だったこともあったのか、内側の静かな広めのお部屋を用意してくれていましたので、かなり快適に過ごすことができました。バスルームもかなり広く、白いタイルの壁に大きな窓が付いていたので(曇りガラスでしたが)明るくて気持ちよかったです。アストリアは一泊朝食付きのツインで28000円くらいから(1ユーロ150円台換算)泊まれると思います。日本人の数は意外と少なかったようで、9月に行ったのですが、廊下や朝食の際にほとんど見かけることはありませんでした。

朝食の種類はそれほど多くはありませんが、ハムやチーズなんかはたくさんありました。周りに有名なカフェやレストランがたくさんありますし、国立オペラ座、ホーフブルクも歩いてすぐのところにありますので、オペラやコンサートに行かれる予定の方には、夜、暗い路地を歩かなくてもすみますので、おすすめのホテルだと言えると思います。また、アストリアは空港までシャトルバスのサービスを行っていました。

サービスとはいえ、料金はかかるのですが、二人で23ユーロくらい(うろ覚えで申し訳ありません)だったと思います。時間の指定もできますし、ホテルの入り口から空港までどこかに寄ることなく連れて行ってもらうことができましたので、とてもラクでした。ただし、前日までに予約が必要です。受付で申し込むことができますので、アストリアに泊まられた際には利用されることをおすすめ致します。

ちなみに、アストリアよりも、オイローパやカイザリン・エリザベートの方がシュテファンスプラッツの駅から近くにあります。オイローパは場所はとてもよいのですが、アメリカンタイプのインテリアになりますので、ヨーロピアンホテルがいいという方は注意していただきたいと思います。料金としては、オイローパが一泊朝食付きツインで28000円くらい(1ユーロ150円台換算)から、カイザリン・エリザベートもそれくらいで泊まることができると思います。

ただ、旅行会社を通すと、アストリアやオイローパよりカイザリン・エリザベートの方が高めの設定になっています。(たぶん、エアコンがあるからだと思うのですが。)


ちなみに場所は少し変わりますが、ウィーン音楽アカデミーの学生寮は夏の間一般の人にも貸し出しがされているようですので、長期滞在の予定の方は聞いてみる価値があると思います。