ウィーンのカフェ:ゲルストナー

「ゲルストナー(Gerstner)」は1847年創業のハプスブルク家御用達のお菓子屋さんで、ケルントナー・シュトラーセに店を構えています。

ゲルストナーは、美術史博物館のカフェや国立オペラ座、楽友協会のビュッフェを経営していますので、知らず知らずのうちにウィーンでゲルストナーのお菓子やオープンサンドウィッチ(カフェでは2.6ユーロくらい。カフェではハムetc数種類が用意されています)をいただいている、なんてことが考えられます。

「ゲルストナー・トルテ(写真のケーキ)」というトルテもありますが、これもウィーンのトルテの定番、チョコレート・ケーキになります。かなり甘めになりますので、メランジェと一緒にいただくのをおすすめ致します。

また、ゲルストナー名物の「モーツァルト・テルトヒェン(きれいなグリーンはピスタチオのクリームになります。)」もおすすめですし、アプフェルシュトゥルーデルもりんごのフィリングがたっぷり入っていて、とてもおいしいです。

カフェのトルテはお店でいただくこともできますし、テイクアウトしてホテルのお部屋でいただくこともできます。テイクアウトの場合は紙のプレートの上にのせて、セロハンで包んでから、紙で包んで袋に入れてくれます。あまり長時間の持ち歩きには適さないと思いますので、帰りがけに買われることをおすすめ致します。

 

ゲルストナーでは、トルテのほかにチョコレートやマカロンも販売されています。ゲルストナーのマカロン(ピスタチオやフランボワーズetc意外とたくさん種類があります)は、さくさくしていてとてもおいしいですし、1つから購入することができますので、ぜひ試してみていただきたいと思います。

それから忘れてはいけないのが、ゲルストナーのすみれの花の砂糖漬けです。シシィの愛したことで有名なすみれの花の砂糖漬け(Kandierte Veilchen / 英語ではCrystallized Violets 1箱10.5ユーロくらいだったと思います)は、現在ではシシィの肖像画が描かれた円いケースの中に入れられて売られています。

口にいれるとすみれの花の香りがふわっと広がって、とてもおいしいですし、紅茶に入れてもよいと思います。お店では「ヴァイオレット(Violets)ビッテ」と言うだけでも通じますし、ゲルストナーの名前の入った袋に入れてくれます。

かなり小さな箱ですので、高額なように感じるかもしれませんが、一度は味わってみていただきたいものですし、小さいからこそおみやげにしてもかさばらず、中身もそれほど壊れたりすることがありませんので、非常におすすめです。