ホーフブルクその2

ホーフブルクにはハプスブルクに伝わる財宝を見ることができる「王宮宝物館(Schatzkammer€8)」があります。「王宮宝物館」には、かの有名な神聖ローマ帝国の冠や、大粒の宝石を散りばめたネックレスやアクセサリー等を見ることができますし、数多くの十字架やイエス・キリスト像も見ることができます。

少し、入り口が入り組んでいてわかりづらいところにあるのですが、「国立図書館プルンクザール(Nationalbibliothek Prunksal大人€5・学生€3)」には、お時間があればぜひ一度入ってみていただきたいと思います。入り口は庭園のある方とは反対側の通り沿い、ヨーゼフ2世の像の近くにあります。

「プルンクザール」の中はひんやりとした図書館独特の雰囲気を醸し出しているのですが、天井がとても高く壁側には床近くから、天井近くまで本が納まっていて、とても素敵です。「世界で一番美しい図書館」なんて呼ばれているそうです。きっと古いお城の中の図書館のイメージそのままのものに出会えると思います。

蔵書は非常に古いものが多く、装丁もきれいなものばかりですし、ときどき企画展を開催しているようで、そのときどきの企画にあった本が本棚から出されて、展示されていたりしますし、中には開いた状態で展示されているものもありますので、中世の飾り文字や挿絵、装丁を見るだけでも楽しむことができると思います。

それから、ハプスブルク王家の結婚式が執り行われていた「アウグスティナー教会(Augustinerkirche)」にも足を運ばれることをおすすめ致します。教会の内部の壁は白く、運がよければ、パイプオルガンの音を聴くこともできると思います。

去年私が行ったときはたまたまパイプオルガンの練習をなさっていたようで、その音を聞くことができました。夕方くらいに行ってみられるともしかしたらその音を聴くことができるかもしれません。ちなみに、ハプスブルク王家の人たちの心臓がアウグスティナー教会には安置されています。

なぜかはわからないのですが、ハプスブルク王家の方の心臓以外の内臓はシュテファンスドームに安置され、身体は「カプツィナー教会(Kapzinerkirche Kaisergruft大人€4・学生€3)」に埋葬されています。今でも「カプツィナー教会」に行けば、マリア・テレジアや、フランツ・ヨーゼフ1世、エリザベートの棺を見ることができるようになっています。

ここには、ハプスブルク王家の人たち146人分の棺が安置されていますので、かなり独特の雰囲気があります。私はちょっと怖い気がしましたので、教会の中には入ったのですが、納骨所(こちらが棺のある方になり、納骨所が有料になります)にはさすがに入ることができませんでした。

ホーフブルクの中にはほかにも「民俗学博物館(Museum für Völkerkunde)」や、「狩猟・武器部門と古楽器コレクション(Hofjagd und Rüstkammer und Sammlung alter Musikinstrumente大人€8・学生€6エフェソス博物館と共通)」、「エフェソス博物館(Ephesosmuseum)」といった博物館があります。

古楽器コレクションはモーツァルトやベートーベンの使っていた楽器やその音を聴くことができますので、ぜひ行ってみていただきたいと思います。また、ホーフブルクの端には「アルベルティーナ(Graphische 鎖mmlung Albertina大人€9・学生€6.50)」があります。

「アルベルティーナ」でもルーベンスやレンブラント、ブリューゲルの絵画を見ることができますし、いろいろな企画展も開催されています。ちなみに2006年はモーツァルト生誕250周年記念の企画展が開催されていました。ホーフブルクの中だけでも1日楽しむことができると思いますので、ぜひゆっくり見学していただきたいなと思います。